医療事務の正社員

医療事務の正社員

医療事務には雇用形態として正社員、契約社員、パートの3つがありますが、中でも正社員は「安定性」という意味では他の2つと一線を画しているのが特徴です。

正社員となった場合の待遇や勤務時間など、いろいろな面から医療事務の正社員を見ていきましょう。

1.給与

医療事務の正社員の給与は、地域性による差はありますが、一般的には通常の事務の給与と同等程度となっています。

全日本病院協会が2003年に行った調査では、高卒者の初任給は約16万円、大卒者では18万円程度という結果が出ています。

医療事務は、勤続年数や経験により給与がアップしていくので、新卒者では年収250万円程度でも、勤続年数30年ほどになると、平均年収は倍の500万円ほどに上がる傾向にあります。

2.勤務時間

医療事務の職場として最も多い病院や診療所は、開院時間が早いため、医療事務の出勤時間も通常の会社より早めである場合が多くなっています。

また、正社員の場合でも勤務時間が複数設定されているケースが多いのが特徴で、前後半でわかれていたり、早番遅番で二分されていたりします。

さらに、救急病院など、夜間でも外来受付のある医療機関では夜勤もあるので、3交代制となる場合もあります。

3.休日

調剤薬局などの場合は完全週休二日制のところが多くなっていますが、土、日、祝日も診療をしている病院や診療所などに勤務している場合は、当然一般的な「休日」でも出勤となります。

さらに、入院施設もあれば、たとえ休診日でも諸々の雑務が発生するため、やはり出勤する必要が出てきます。

そのため、これらの医療機関に勤務している医療事務は、休みも不規則であったり、平日が休日となる場合も多いようです。

4.採用状況

医療事務は人気があるため、なかなか採用枠に空きがなく、さらに、少人数の募集にも大人数の応募が殺到する職種となっています。

そんな狭き門を潜り抜けるには、やはり経験が一番ものを言うのですが、未経験の人間にはチャンスはないのかと言うと必ずしもそうではありません。

医療事務は一定の事務能力を求められるのはもちろんですが、窓口での応対なども重要な職務のひとつであるため、接客態度が良い人が好まれる傾向にあります。

そのため、医療事務の資格を有しつつ、やる気があることと明るくハキハキした態度をアピールすれば、採用される確率もアップします。

5.保険

正社員の場合、健康保険や雇用保険、労災保険、年金保険など、各種保険に加入できるのが大きなメリットです。

派遣社員やパートに比べ、正社員が安定しているというのは、時給制と月給制の違いのほかに、保険に入れるかどうかの差にあると言えます。

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